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オパール

オパール

この記事のポイント

  • オパールは含水シリカ鉱物様物質(ミネラロイド)であり、水分を含み、結晶構造を持ちません。
  • 「遊色効果」(スペクトル色のきらめき)は、通常の地色とは異なります。
  • ダブレット、トリプレット、合成オパールが一般的です。オパールは乾燥するとひび割れることがあります。

微小な球体からなる宝石

オパールは含水シリカ(SiO₂・nH₂O)であり、シリカに通常3〜10%の水が加わったものです。真の鉱物のような規則正しい結晶格子を持たないため、鉱物様物質(ミネラロイド)に分類されます。プレシャスオパールの魔法は、規則的な格子状に積み重なった微細なシリカ球に由来し、これが光を回折させて「遊色効果」と呼ばれるきらめくスペクトルカラーを生み出します。「コモンオパール」(ポッチ)にはこれがなく、単一の地色のみを示します。

それを見分ける方法

見分けるポイントは遊色効果です。石を傾けると、赤、緑、青のきらめきが角度によって変化しながら表面を舞うように動き、単一の地色や単純な光沢とは明らかに異なります。オパールは比較的柔らかく(硬度5.5〜6.5)、乳白色、樹脂状、またはガラス状の光沢を持つことが多いです。ブラック、ホワイト、半透明の「クリスタル」オパールという名称は、きらめきではなく地色を表しています。

貼り合わせ石および合成石

上質なオパールは薄く脆いため、ダブレット(オパールの薄片を暗色の裏打ち材に接着したもの)や、トリプレット(さらにその上に透明な保護キャップを重ねたもの)といった接合処理がよく施されます。側面から見ると、平らな接着層が確認できます。また、ラボ育成(合成)オパールも存在し、不自然なほど規則的な柱状の「スネークスキン(蛇皮)」と呼ばれる色模様によって見分けられることがあります。事前に開示されていれば「偽物」ではありませんが、価値は大きく異なります。

お手入れ

オパールは水分を含んでいるためデリケートです。急激な加熱、極度の乾燥、刺激の強い洗浄により、クレーズ(内部の微細なひび割れ)が生じることがあります。超音波洗浄器や極端な環境を避け、ソリッドオパールは乾燥しないように保管してください。デリケートな宝石として丁寧に取り扱ってください。

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