蛍石
この記事のポイント
- 蛍石はフッ化カルシウムで、モース硬度は4、非常に見事な正八面体の劈開(へきかい)を持つことで知られています。
- あらゆる色が存在し、単一の結晶内に色の帯状構造(カラーバンディング)が見られることがよくあります。
- 「蛍光(fluorescence)」という言葉の由来となり、多くの標本が紫外線下で光ります。
それは何ですか
蛍石(フッ化カルシウム、CaF₂)は、ガラスのような立方体の結晶と、紫、緑、青、黄、ピンク、無色、時には1つの結晶の中にいくつかの帯状の色彩が見られる驚くほど多様な色合いで人気があります。モース硬度4の比較的柔らかい鉱物で、ナイフで簡単に傷がつきます。
それを見分ける方法
際立つ特徴が2つあります。立方体の結晶と4方向の完全な劈開(へいき)です。そのため、割れた破片は平らで鏡のような面を持つ八面体に段階的に変化することがよくあります。その柔らかさ(硬度7で見た目が似ている石英やアメジストよりもはるかに柔らかい)と相まって、立方体の形状と劈開により、蛍石(フローライト)はかなり見分けやすくなっています。光沢はガラス質で、美しく透明なものが多く見られます。
蛍光と手入れ
蛍石(フローライト)は、蛍光(フローレッセンス)という言葉の語源となった鉱物であり、多くの標本が紫外線の下で青や紫に光ります。柔らかく劈開(へきかい)しやすいため、��けたり傷ついたりしやすく、取り扱いには注意が必要です。硬い鉱物から遠ざけ、超音波洗浄機の使用は避けてください。また、一部の蛍石は強い日光に長時間さらされると、わずかに退色することがあります。